ブロックチェーン技術を活用した新しいサービス10選
ブロックチェーン技術を採用しているアプリケーションの事例をまとめて紹介しています。
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Augurは、Ethereumブロックチェーン上に構築された分散型予測プラットフォームです。イベントを予測し、イベントを正しく予測するための報酬を得ることができる。 現実のイベントについて予測を行い、正しい結果を予測した者には報酬として暗号通貨が与えられる。ブロックチェーンとスマートコントラクトを組み合わせた最新技術を用いており、他の予測市場に比べ収益獲得の優位性が高いと期待されている。 「次のアメリカの大統領は2人の有力な候補者のうちいずれが勝つか」や、「サッカーのワールドカップである国が優勝するか」、「メジャーリーグで○○チームが優勝できるか」、「××という俳優はアカデミー賞をとれるか」といった予測イベントを開催して参加できます。 予測に参加するために取引手数料を払って、1口いくらで得票権を購入し、予測に外れれば得票権に投資した資金は失われる。
「RecycleToCoin」はブロックチェーン技術を用いて廃棄物をリサイクルするためのインセンティブを提供するシステムです。 公式アプリをダウンロードし、会員登録をした上でペッドボトルやガラス瓶、アルミ缶などの不要となったリサイクル資源を最寄りの提携店に持ち込む。すると、提携店のスタッフからQRコードが提示され、それを読み取ると電子ギフト券「GiftPay」の他、仮想通貨のビットコインやイーサリアムで報酬を得ることが出来る。
「Shopin」はブロックチェーン技術を利用して買い物客の閲覧履歴や購入履歴データを分散的に保存し、人工知能によって商品のレコメンドを受けられるサービスです。このサービスはWeb上で独立して運営されている各小売店のウェブサイトに埋め込めるため、各々のブランドイメージを損ねることなく導入できる。 Shopinを導入しているサービス上でのユーザの行動がデータとして残り、各ECサイト上での行動からユーザ解析、おすすめ商品の案内、広告の配信が行え各ブランドにとっても効率的なマーケティングを可能にする。 Shopinの特徴は、ユーザの行動データを小売店もShopinでさえも参照することができない点である。ユーザのみがブロックチェーン上に保存された自らの行動データにアクセスでき、そのデータに基づきAIが自動的に最適なレコメンドを行う。ユーザは自分のプロフィールに好みや予算、身長などを入力することができ、AIはこういった基本的な情報も加味してレコメンドを行う。このプロフィールやユーザ毎の行動データはShopinに加入する全てのECサイトで利用できるため、ストレスフリーにウェブ全体を横断してショッピングを行える。
Publicaは、ブロックチェーンと暗号化技術を使って、書籍の資金調達、流通、購入、および読書の仕組みを革新する進化的な出版プラットフォームです。 Publicaは、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるトークンの標準規格「ERC20」に準拠した独自のトークン「PBL」を使い、著者が読者から直接本の代金を受け取れる仕組みになっており、Publica上でクラウドファンディングを行える。 アイデアに興味を持った読者からPBLで資金を集め、支援額が目標に到達すると、著者は本の製作に取り掛かると同時に、本の価格、イラストレーターを始めとする協力者への支払い条件などの情報をスマートコントラクト(ブロックチェーンネットワーク内に埋め込める電子契約書のようなもの)に書き込む。 本が完成すると読者には「READトークン」が協力者に対してそれぞれの貢献度に応じてPBLが配布される。READトークンとは、読者のウォレット兼電子書籍リーダーアプリに格納される、本へのアクセスキーのようなもので、READトークンは1つ1つの内容が異なるため、著作権侵害に繋がるトークンの流用を避けることが出来る。 また、クラウドファンディング終了後に本に興味を持った人はPBLとREADトークンを交換でき、1冊販売されるごとに作家を含む、制作に関わった人全員に収益が分配されるため、関係者全員が1つの契約情報を参照できる「透明性」がPublicaの最大のメリット。
Clinicoinはウェルネスと健康コミュニティに特化したオープンソース型のプラットフォームで、ブロックチェーン技術を用いた独自の仮想通貨である「CLINトークン」を用いて、健康とウェルネスに関する情報、デジタルツール、人々を結びつけ、健康な時のパフォーマンスを維持することをサポートするプラットフォームです。 ユーザは専用のアプリを使用してヘルスケア活動を記録し、サードパーティのヘルスケアトラッキングアプリを通じて健康になる活動をレポートすることでCLINトークンを獲得できる。CLIN小トークンはメンバー間で受け渡しをできる他、ヘルスケアに関するデジタルツールや、製品、サービス、ギフトコード等をCLINトークンを使用してマーケットプレイス上で取引することが出来る。CLINトークンのやり取りはエンドツーエンドの暗号化技術を使用しているため安全かつ安心に行われる。 Clinicoinはオープンソースであるため、Clinicoinプラットフォームに接続されたアプリの開発、導入、収益化を簡単に行うことが出来る。
LABOは日本発のブロックチェーン技術を用いたオープンソースのメッセージングプラットフォームであり、Ethereumネットワークを利用したソーシャルネットワークでもある。 LABOはネットワークインフラとしてはインターネットを使い、メッセージング基盤としてはブロックチェーンを使うことで、スケーラブルかつリアルタイムでありながら、完全にセキュアなメッセージング環境の実現を目指す。一般ユーザに受け入れられやすいものにする意図から、ユーザ間で仮想通貨の送受ができるウォレット機能も備える。
SteemitとはSteemが運営する記事投稿サービスです。ブロックチェーン技術を活用することにより記事を投稿したり、記事を評価すると報酬としてトークンがもらえることです。トークンは外部の取引所でも売買することが可能なのでBTCやETHなどさまざまな仮想通貨と交換することができます。 現状、Webメディアやブログの収益化は「広告」がメインの収益源となります。Steemitはブロックチェーンネットワークを活用することで広告に依存しない新しい「記事の収益化」の方法を示すひとつのモデルとなります。
「Proof Log 」はシステム利用者の行動履歴などのログをブロックチェーンに記録し、誰にも改ざんされないログにするサービスです。楕円曲線暗号とhash値を用いてログの正しさを数学的に証明します。 「Proof Log」は利用者から送られてきたシステム管理者やシステム利用者の行動履歴などログ情報をブロックチェーンに書き込み、誰も変更・削除できないようにするサービスである。 管理者の操作ミスや社内外の悪意を持った人によってデータが変更され、発生した障害の原因究明ができなくなることを防ぐだけではなく、ログという根底の部分にメスを入れているので不正に対する抑止力としても機能します。
「INS」はブロックチェーン技術消費者が日用品をメーカーから直接購入し、日用品店やスーパーマーケットを全く使わなくて済むような世界を作る分散型直販プラットフォームです。
「Voatz」は、ブロックチェーンを活用して匿名性に考慮したモバイル投票プラットフォームです。 生体認証や個人IDによる識別を利用し、なりすましなどの不正行為を排除する。また匿名性も確保され、投票プロセスや結果はブロックチェーン上に記録されるのが特徴。 2019年6月時点で、8万票への投票管理と30の選挙が同プラットフォーム所で実施されているという。